16年間所属した新日本のリングに別れを告げた高橋ヒロム
11日、エディオンアリーナ大阪で「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催。退団を表明した高橋ヒロムの壮行試合が行われた。
ヒロムは石森太二とのタッグで、ジェイコブ・オースティン・ヤング&フランシスコ・アキラ組と対戦。テーピングに「またね」と刻んでリングに上がると、石森を「道具」のように使うトリッキーな連携や自由奔放な攻めで観客を魅了。終盤、アキラの猛攻を凌いだ石森がBone Lockでヤングから勝利。盟友がヒロムの門出を白星で飾った。
高橋ヒロム、笑顔の新日ラストマッチ「またねー!」と叫び、16年過ごしたリングに別れ
その後、放送席で解説していたヒロム。メインイベントの試合後、IWGPヘビー級王座を防衛した辻陽太はヒロムをリングに呼び込む。
辻から「ヒロムちゃん、この先何があろうと心から応援してるぜ」と、かつての絆を感じさせるエールを送られるとヒロムはマイクを握り、素直な胸の内を語り始めた。
「ジュニアとしてやること全部やったよねってよく言われるけど、めちゃくちゃあるわ!」と語気を強めたヒロム。しかし、その表情には葛藤の色も滲み「今のオレじゃ(夢を叶えるのは)ちょっと無理だなって思っちゃった。そんな自分がすげえ嫌いになった」と吐露。

「そんなときにもう一つ夢を思いついちゃってさ。その夢に行きたいなって思っちゃったから、後悔しないように新日本プロレスを飛び出すことにしました」と新たな道へ進む決意を表明した。
騒然とする会場に向け「俺の夢はIWGPジュニアのベルトを巻き、ジュニアのままIWGPヘビーを獲り、ゴールデンタイムで試合をする」という不変の夢に加え、「もう一つ欲しいベルト、やりたい野望が見つかりました」と新天地を見据えたヒロム。
最後は「バイバイなんて言わねえよ。またねー!」と絶叫。号泣するYuto-Iceを温かく見守り、アンバウンドカンパニーのメンバーに胴上げされながら、16年間を過ごしたライオンマークのリングに笑顔で別れを告げた。
記事/まるスポ編集部
