“スーパーポジティブ退団”の高橋ヒロム、新日本ラストマッチで約16年の歴史に幕を下ろした
11日、新日本プロレスは大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催。退団を表明した高橋ヒロムの壮行試合が行われた。ヒロムは石森太二とタッグを組み、ジェイコブ・オースティン・ヤング&フランシスコ・アキラ組と激突。
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試合前の煽り映像ではデビューから現在に至るまでの足跡が映し出された。ヒロムは「バイバイじゃなくて、またねー」というファンへのメッセージを込め、両手のテーピングに「新日本」「またね」の文字を刻んでリングに登場した。

試合は、ヒロムが石森を「道具」のように扱えば、石森もヒロムを利用して反撃するという、このタッグならではのトリッキーな連携を披露。
中盤、アキラの場外戦で劣勢に立たされる場面もあったが、ヒロムはクロスボディや串刺しラリアットで応戦。さらに、レフェリーをも翻弄するヘッドシザースホイップを繰り出すなど、最後まで自由奔放なファイトスタイルを貫いた。
終盤、アキラの猛攻に追い込まれたヒロムだったが、石森が間一髪で救出。最後は石森がヤングを捉え、ラ・ミスティカ式のBone Lockで完璧なギブアップを奪った。自らの手での勝利こそ逃したものの、盟友・石森がヒロムの門出に白星を添えた。

試合後、多幸感に包まれるリングでファンに手を振るヒロム。しかし、その背後から敗れたアキラが急襲。イスを用いた暴挙に会場は騒然となるが、窮地を救ったのは、かつてのライバルであるロビー・エックスだった。
ヒロムはヤングに奪われていたトレードマークの革ジャンを再び羽織り、改めてファンに向け「またねー!」と絶叫。花道のゲート前で、約16年間所属した新日本のリングへ深く一礼し、別れを告げた。果たして、この先に待つ「次のステージ」とは。高橋ヒロムの第2章が今、幕を開ける。
記事/まるスポ編集部
