ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ~への出場が決まった叶ミク

ブーイングの中で感じた師への想い
――スターダム参戦当初、叶選手やSareee選手に対してブーイングが多かった時期がありました。その中で戦うことは、ご自身にとってどのような心境でしたか?
ミク:私個人としては、すごく悲しい気持ちになりました。私はSareeeさんにお世話になっていて、とても信頼している先輩です。
その先輩と自分たちが、これまで経験したことのない大きなブーイングを受けているというのが、正直とても悲しかったです。
「なんでこんなに…」という思いもありました。もちろん、Sareeeさんは強くて、それは間違いないのですが、リング外ではすごく優しくて、私たちの面倒をよく見てくださる先輩なんです。
そんな先輩がブーイングを受けているのが、本当に悲しくて悲しくて…。
でも、Sareeeさんはそんな状況も跳ね返すくらい強い方なので、私も心を強く持たなければと思ってリングに立ちました。

タッグリーグ出場への「覚悟」
――スターダムのタッグリーグへの出場が決まりました。
ミク:私は、自分の考えや思い、気持ちをうまく言葉にして発言するのがすごく苦手で、弱い自分がいるんです。
そういう部分を変えたい、強くなりたいという思いもあってプロレスラーになりました。
10月27日後楽園で「Sareeeさんと一緒にタッグリーグに出て、もっと強くなっていきたいんだ」とたくさんのお客さんの前で言葉を発することができました。これは、自分の中ではすごく大きな一歩だったと思っています。
でも、その言葉に対する責任があります。Sareeeさんの隣にふさわしい自分でリングに上がるように、毎試合毎試合もっと強くなっていきたい。
覚悟を決めて、全力を尽くしたいですね。覚悟を決めて、戦います。
編集/まるスポ編集部
