13日、新日本プロレス後楽園ホール大会にて、石井智宏＆タイチ＆TAKAみちのくと、Yuto-Ice＆OSKAR＆クラーク・コナーズが対戦した。
Yuto-Ice＆OSKARが凱旋勝利！石井智宏へ闘志むき出しのメッセージ
Yuto-Ice＆OSKARの“ノックアウトブラザーズ”（K.O.B）は、9.28神戸大会で石井＆タイチが保持するIWGPタッグ王座に挑戦することが決定しており、9.7東金大会の凱旋帰国初戦からタイチとの前哨戦に連勝中。今大会から石井が合流したが、K.O.Bの勢いは止まらなかった。
試合開始早々、Iceが「石井来いコラ！」と挑発し、両者は激しい張り手合戦に。競り勝ったIceはキックと串刺しニー攻撃で先手を取るが、石井もエルボーと逆水平で応戦。さらにOSKARがショルダータックルで石井を吹っ飛ばすと、場外戦ではコナーズが“ウィールさん”（タイヤ）攻撃を狙い場内は騒然。石井は“ウィールさん”の上に頭部を打ちつけられ、チョーク攻撃で追い打ちを受ける。
中盤、石井は意地のジャーマンスープレックスで流れを変え、タイチがアックスボンバーで会場を沸かせるが、OSKARが豪快なボディスラムで再び主導権を奪う。
終盤はK.O.Bが完全掌握。Iceがタイチにハイキック、OSKARが石井を羽交い締めにすると、Iceはツバを吐きパンチでダウンを奪う暴挙。会場から大ブーイングが巻き起こる中、最後はOSKARがTAKAをパイルドライバーの体勢にとらえ、IceがTAKAの後頭部へランニングキックからマットに突き刺す合体技“K.O.B”で沈め3カウント。
試合後、石井は歩行不能となりセコンドに担がれて退場。Iceはタイチにグーパンチを叩き込み場外でダウンさせた。
OSKARはバックステージで「イージーだったな。2人ともリングに倒れてたぜ。神戸で新しいチャンピオンの誕生だ！」と高らかに宣言。
Iceも「オイ、石井、あんな大勢の前でツバ吐きかけられて顔面ぶん殴られたらよ、嫌でも火つくんだろう。俺はもっとテメーと一緒によ、ブリブリにハイになりてぇんだ。タイチ、テメーもよ、もっとキレてこい。もっとキレさせてやるからよ。楽しみにしとけ！」と挑発した。
神戸でのIWGPタッグ王座戦は波乱必至。挑戦者K.O.Bが勢いそのままにベルトを奪うのか、石井＆タイチの王者組が意地を見せるのか、決戦への期待が高まった。
記事／ミライカ
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