【水泳】佐々木康平選手、日本選手権で飛込2種目銅メダル獲得! 復活の飛躍で輝き放つ!

※男子 1m飛板飛込表彰式、写真右:佐々木康平選手

株式会社ビーズインターナショナルに所属する飛込競技の佐々木康平選手が2025年8月に開催された「第101回 日本選手権水泳競技大会」に出場し、男子1m飛板飛込と男子シンクロナイズド3m飛板飛込の2種目で3位入賞を果たした。過去の怪我を乗り越え再び表彰台に立った佐々木選手の活躍に注目が集まっている。

※男子 シンクロナイズド3m飛板飛込表彰式、写真右から2番目:佐々木康平選手

厳しい戦いを乗り越えて掴んだメダル

2025年8月29日から31日にかけて栃木県宇都宮市で開催された「第101回 日本選手権水泳競技大会 兼国際大会派遣選手選考会」。佐々木選手は男子1m飛板飛込、男子3m飛板飛込、男子シンクロナイズド3m飛板飛込の3種目にエントリーしました。

大会序盤はミスが目立ち苦しい展開に。しかし持ち前の集中力と粘り強さで立て直し、男子1m飛板飛込、男子シンクロナイズド3m飛板飛込の2種目で見事3位入賞。表彰台に上り復活の兆しを強く印象付けました。

過去の怪我を乗り越えた不屈の精神

佐々木選手は兄の影響で5歳から飛込競技を始め、小学4年生で全国大会に初出場するなど、幼い頃から才能を発揮。しかし、中学1年生と高校3年生の時に左膝と右膝の膝蓋骨骨折という大怪我に見舞われ、二度にわたる手術と長期のリハビリを経験しました。

度重なる試練にもかかわらず、佐々木選手は飛込競技への情熱を失うことはありませんでした。日本体育大学在学中には、日本選手権で3位入賞を果たすなど着実に実力を積み重ね、2024年には日本選手権男子3mシンクロナイズドで優勝を飾るなど、日本のトップ選手として躍進を続けています。

佐々木康平選手コメント

「1m飛板飛込、3m飛板飛込、3mシンクロナイズドの3種目に出場いたしました。今大会はミスが目立ち、序盤から苦しんだ大会となりましたが、無事1m飛板飛込、3mシンクロナイズドの2種目で、表彰台に登ることができました。日頃から応援、サポートしてくださる皆さんへ感謝を忘れずに今後もいい成績を残せるよう頑張って参ります。たくさんの応援ありがとうございました!」

このコメントからも、日頃の応援への感謝と今後のさらなる飛躍への強い決意が感じられます。

所属企業もサポートを継続

佐々木選手が所属する株式会社ビーズインターナショナルは、ストリートブランド「XLARGE」などを展開しており、アパレル事業だけでなくスポーツ分野においてもストリートカルチャーを発信しています。

「今後も、アスリートが自己の実力を発揮できる環境づくりをしてまいりたいと思います。」とコメントしており、佐々木選手をはじめとするアスリート社員へのサポートを継続していく姿勢を示しています。

佐々木康平選手 プロフィール

  • 生年月日: 1999年1月28日
  • 出身地: 宮城県
  • 経歴:
    • 2013年 全国中学校水泳競技大会 飛板飛込 優勝
    • 2013年 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会 高飛込 優勝
    • 2015年 全国高等学校総合体育大会 水泳競技大会飛込競技 3m 飛板飛込 3位
    • 2024年 第100回日本選手権水泳競技大会 3m シンクロナイズド 優勝
    • 2025年 第101回日本選手権水泳競技大会 1m飛板飛込 3位、3m シンクロナイズド 3位

記事/まるスポ編集部

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