
8月24日、後楽園ホールで「第12回王道トーナメント」が開幕した。メインイベントでは、2018、2022年の覇者である宮原健斗と、2AWの真霜拳號が激突。過去2度のトーナメント制覇後、三冠王座を戴冠してきた宮原は、3度目の優勝と王座奪回を狙う。
世界最強タッグ出場中、2AWの真霜拳號「全日本プロレスの新世代と戦うのが楽しみです」
一方の真霜は、8月3日の大田区大会で鈴木秀樹とタッグを組み、宮原&青柳優馬から世界タッグ王座を奪取したばかりだ。

序盤、真霜はヘッドロックで宮原を絞め上げる。これを抜け出した宮原は、フロントキックで反撃するが、真霜は場外へエスケープ。場外では宮原が真霜にヘッドバットを連発し体力を削る。
リングに戻ろうとする宮原に対し、真霜はドラゴンスクリューを仕掛け、宮原の足を徹底攻撃。真霜は宮原の右足にストンピングを加え、さらに鉄柱に打ち付けて足四の字固めで動きを封じる。
その後、ペースを変えたい宮原だったが右足へのダメージから技を繋ぐことができない。場外でもドラゴンスクリューで足を狙われ続けるも、宮原は真霜をブレーンバスターで投げ飛ばし、会場からは「大ミヤハラコール」が沸き起こる。

宮原はショートレンジでのブラックアウトを決め、一気にシャットダウンスープレックスホールドを狙う。しかし、踏ん張る真霜は宮原の足を掴みアンクルホールドで応戦。真霜の足攻めに耐え抜いた宮原は、ついにシャットダウン・スープレックスホールドを決め、真霜から3カウントを奪った。
この勝利で宮原はトーナメント1回戦を突破。2回戦は9月6日の宇都宮大会で、かつてNEXTREAMの同志である野村直矢と対戦する。
<インフォメーション>
9.15(月)後楽園、全日本プロレス「第12回 王道トーナメント」が準決勝・優勝決定戦が行われます。全16選手が出場した王道トーナメントの挑戦に立つのは一体誰なのか?。チケット情報等、詳細は全日本プロレスWEBサイトをご確認ください。
記事/まるスポ編集部