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欠場を経て「変化」した全日本ジュニア、そして「再構築」への覚悟

――昨年7月にMUSASHI選手が入団。2023年に亮生選手が中心となった全日ジュニアとは変化しました。
亮生:変わりましたね。MUSASHIさんや吉岡世起さんなど、他団体で実績を残した実力者が集まってくる場所になりました。僕がいない間に全日本ジュニアの景色が変わり、悔しさもあります。
――欠場した空白の期間を取り戻すリーグ戦になりそうですね。
亮生:取り戻すというか、「もっとそれ以上、上に行きたい」です。
復帰してからの半年間、自分が欠場期間中に進化した全日本プロレスにハマってしまった。
今年の上半期は「“青柳亮生”というすごい存在のジュニア選手がいる」ではなく「亮生っていう選手もいいよね」くらいで終わった印象があります。
そうではなく「絶対的な存在の“青柳亮生”を見せたい」と思っています。
――2023年3月「ジュニア夢の祭典」ではメインに登場、同年5月には土井成樹を破り世界ジュニア2度目の戴冠、7月にノアのGHCジュニアに挑戦など団体の枠を超えて「ジュニアの中心選手」というイメージがあります。
亮生:今回のリーグ戦でトップ戦線に上り詰めるのは最低条件。なんなら今まで作ってきたものを全部壊して、“青柳亮生”が改めて作り直したいと思っています。
それが良い結果になるか悪い結果になるかは分からないけど…でもそこを変えていかないと“青柳亮生”は上にいけないと感じています。