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ターニングポイントとなった阿部史典との激闘
――6.7品川大会、KO-Dタッグの対戦相手は彰人選手と同じ名古屋のスポルティーバエンターテイメント出身の阿部史典選手でした。
彰人:阿部は出身が同じ団体ですけど、僕がDDT所属になってからスポルティーバに入ってきた選手。イベント試合とか特殊ルールとかで軽く当たることはあったけど、しっかりと対戦するのは初めてでした。
そしてKO-Dタッグ選手権は一つのターニングポイントになった試合です。
――どういった意味でターニングポイントに?
彰人:「また阿部とこういう形でしっかりとした試合する時が来るまで、コンディションを保って頑張ろう」って思わせてくれたというか。
正直、自分は「ここで辞めよう」とか明確な時期を決めていたわけではないけど「選手としていつ終わりが来てもいいかな」って思っていた部分がありました。
でも彼と触れ合って「こういう後輩とまた試合したい。こいつとまた試合するために、その時まで頑張ろう」と思えた試合でしたね。