
一方、清水は「なんでこの2人?って思う人もいるかもしれないんですけど、プロレスを題材にした舞台で共演させていただいて。その頃は始めたてでプロレスの技術が全然身についてない頃の出演だったから、もどかしかったんですよ。でもお互い修行を積んで思い切りぶつかり合えて、すごい楽しかった!」と明るい表情。
そして2人は思い出を振り返る。
長谷川「(舞台中に)家に泊まりに来たりとか!(清水は)全然寝ないんですよ!」
清水「トースターに目玉焼きを乗せたらズルって落ちて…」。
「思い出がたくさんあったから、交れて本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と長谷川。2人は握手を交わし、退場していった。
対戦相手との優しく微笑ましいエピソードが絶えない長谷川。彼女がいかに周りを大切にし、そして愛されてきたことが窺える引退ロードは残すところあと2試合。最後まで優しさ溢れる彼女のファイトを見逃せない。
<インフォメーション>
7月8日(火)新宿FACEにて長谷川美子卒業記念興行「NonfictioN」が開催。長谷川美子卒業記念試合~1vs27ハンディキャップマッチが行われます。詳細は東京女子プロレス公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
文/藤本桃子
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