【全日本】斉藤ジュン、鈴木秀樹を倒し三冠V5達成!本田竜輝が挑戦権を強奪!

第75代三冠ヘビー級王者・斉藤ジュンがV5を達成した

18日、後楽園ホールで開催された「スーパーパワーシリーズ2025」において、第75代三冠ヘビー級王者・斉藤ジュンが挑戦者・鈴木秀樹を退け、5度目の防衛に成功した。

【全日本】三冠王者・斉藤ジュンに宮原健斗が挑戦「絶対に五冠王者にはさせない!」

チャンピオンカーニバル2025で鈴木に敗戦を喫していたジュンにとって、三冠王者として2連敗は絶対に許されない状況。対する鈴木は、昨年6月24日の後楽園ホールでの安齊勇馬戦以来、2度目の三冠戦に挑んだ。

序盤、鈴木秀樹(左)のサブミッションに苦しんだ斉藤ジュン

試合前、斉藤は「(鈴木は)なんでもできる。特にサブミッション、チョークスリーパーを警戒している。相手のペースではなく、自分のペースで試合を進めたい」と、多くを語らず警戒心を示していた。

試合は、斉藤が鈴木のサブミッションを警戒し、序盤からボディースラムやエルボードロップ、さらには鈴木を踏みつけるなど、パワーで押し込む展開となる。

斉藤がサイコブレイクを狙った隙を突き、鈴木は背後に回り込みチキンウイング・フェースロックで捕獲。ロープブレイクで危機を脱した斉藤に対し、鈴木は指を折り曲げてのSTF、さらには雪崩式ダブルアーム・スープレックスと、畳み掛けるような猛攻で斉藤を追い詰める。

試合後、第73代三冠王者の青柳優馬(左)第74代三冠王者のデイビーボーイ・スミスJr(中)がジュンに挑戦を迫った

しかし、斉藤はこれら全ての技をカウント2で跳ね返し、最後はDying Light(ランニング式のフロントキック)を鈴木に突き刺し、カウント3を斉藤。見事、王者が5度目の防衛に成功した。

激闘の試合後、リングには第74代三冠王者デイビーボーイ・スミスJrと第73代三冠王者・青柳優馬が登場し、それぞれが斉藤への挑戦を表明した。これに対し斉藤は、2人による三冠王座挑戦者決定戦を行い、その勝者と三冠選手権試合を行うことを約束した。

青柳とスミスJrがリングを引き揚げた後、斉藤はセコンドにスイーツを持ってくるよう指示。すると、叫びながらフィナンシェを手にした本田竜輝がリングに姿を現した。

スイーツと三冠挑戦権を強奪した本田竜輝(左)

斉藤にフィナンシェを渡そうとする本田だったが、思わず自分の口に頬張ってしまう。これを見た斉藤は「お前、スイーツ泥棒を卒業したんじゃないのか?」と詰め寄った。

本田は「人間は弱い生き物、中でも本田竜輝は弱くてもろい。そんなことはさておき、青柳、スミス関係ねぇよ。俺に先に三冠挑戦させろ!」と、突如として理不尽な要求を突きつける。

これに対し、怒りをあらわにした斉藤は「望み通りにしてやる。青柳優馬もスミスも関係ない。まずはお前から叩き潰してやる」と本田の要求を受諾。

スイーツだけでなく、三冠挑戦権までもが本田竜輝によって強奪されるという波乱の結末となった。

<インフォメーション>
7月17日(木)後楽園ホール「サマーアクションシリーズ2025」 を開催。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。

記事/まるスポ編集部

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次