
――11年目の芦野選手が目指すものは何でしょうか?
芦野:やはり三冠ヘビー級ベルトを目指したい。全日本に参戦し始めて5年、まだ手にしてないベルトです。2024年は思うような戦いができなかった。2025年も1月3日後楽園で安齊勇馬にシングルマッチで敗れスタートダッシュに失敗しました。
だから“勝負所で負けない”ようにしたい。1.26千葉・幕張、GAORA TV王者の宮本裕向に挑戦し、かなり追い込んだけどベルトを獲得できなかった。“勝てそうで勝てない”戦いが続いている。2025年はそこから脱却して“勝つ芦野”を見せたいですね。
――まもなくチャンピオンカーニバル(=チャンカン)も始まります。
芦野:2023年に続いてチャンカンを獲りたいですね。ただ大会のスケールがデッカくなっています。参加する選手も190cmや2mとバケモノ揃い。当初、全日本に参戦した理由が「デッカいレスラーと戦いたい」でした。他の団体だと、ここまで大きい選手が外国人選手、日本人選手にしても少ない。
身体が174cmの俺がデッカい選手に向かっていくのがプロレスのロマンだと思っている。“努力”と“技”と“根性”で小さくても大きい選手に勝てるところを今年のチャンカンで俺が証明したいと思います。
