6回表、144キロの直球が勝田の右側頭部を直撃(写真はイメージ)
わずか一球が、神宮球場の空気を一変させた。15日に行われたヤクルト対広島戦の6回表、広島のドラフト3位ルーキー・勝田成内野手をアクシデントが襲った。
広島が6-4とリードして迎えた6回表1死、ヤクルトの3番手左腕・石原勇輝が投じた初球、144キロの直球が勝田の右側頭部を直撃した。勝田は衝撃でヘルメットを弾き飛ばされ、その場に崩れ落ちた。
トレーナーや球団スタッフが駆けつけ、石原は危険球退場。勝田の周囲はブルーシートで覆われ、担架で球場内へ運ばれた。その際、スタンドからは「勝田コール」と大きな拍手が送られた。
身長163センチの勝田は、近畿大で関西学生野球リーグのベストナインに6季連続で選ばれ、大学通算106安打を記録。2025年ドラフト3位で広島入りした。今季は「8番・二塁」で開幕スタメンをつかみ、開幕戦では延長10回にプロ初安打となるサヨナラ適時打を放った。新人による開幕戦のサヨナラ打はセ・リーグ史上初。粘り強い打撃と軽快な内野守備を武器に、直近でもスタメン出場を続けていた。
頭部への死球に、SNS上では「無事を祈る」「本当に心配」と、勝田の無事を願う声が相次いだ。
球団によると、勝田は病院で検査を受け、「右側頭部打撲」と診断された。自力で歩行しており、今後については経過を見て判断するという。試合は広島が9-4で勝利した。
記事/まるスポ編集部
