阪神・近本の動作をめぐったサイン伝達疑惑(写真はイメージ)
日本ハム・伊藤大海と西武・黒田哲史コーチが一触即発となった騒動は、2021年に起きたヤクルトと阪神のサイン伝達疑惑を思い起こさせるものだった。
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騒動が起きたのは、2021年7月6日に神宮球場で行われたヤクルト―阪神戦。阪神が4点をリードして迎えた5回2死一、二塁で、打席には佐藤輝明、二塁走者には近本光司がいた。
近本が左手を横に伸ばした後、膝元で動かしたことに対し、ヤクルトの三塁手・村上宗隆が「何らかの伝達行為があるのでは」と審判へアピール。
ヤクルト側からは「動くな!」、阪神側からは「絶対にやってない」などの声が飛び、両軍ベンチが言い合う事態に発展した。矢野燿大監督と高津臣吾監督も審判団を挟んで話し合い、球場は一時騒然となった。
翌7日、セ・リーグは近本の動作について「球審も気になった」としながら、「サイン盗みまであったとは思っていない」との見解を示した。その一方で、紛らわしい行為は避けるよう阪神側に注意を求めた。
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阪神も選手に注意喚起する意向を示し、ヤクルトは意見書を提出せず、騒動は収束した。
近本の伝達行為が認定されたわけではない。それでも対戦相手に疑念を抱かせる動きが、両軍を巻き込む騒動につながった点は、今回の伊藤と黒田コーチの一件にも通じている。
記事/まるスポ編集部
