前IWGPヘビー級王者・カラムを撃破したウルフアロン
11日、新日本プロレス三重大会で『G1 CLIMAX 36』Bブロック公式戦が行われ、NEVER無差別級王者・ウルフアロンがカラム・ニューマンとの初シングルを制した。
G1初出場のウルフはこの試合を前に3勝4敗と負け越しており、決勝トーナメント進出が厳しい状況。一方のカラムは5勝2敗の勝ち点10で首位争いを続けており、対照的な状況で迎えた一戦となった。
序盤からカラムはスピードを生かした攻撃を仕掛け、場外ではウルフにツバを吐きかけ、顔面を蹴りつけた。リング上ではプッシュアップを披露するなど挑発を繰り返す。それでもウルフは一本背負いや大腰など持ち味の投げ技で反撃し、激しい打撃戦でも一歩も引かなかった。

終盤にはカラムが必殺のKiss the crownを立て続けに炸裂。それでもウルフはカウント2で耐え抜き、MAKE WAYを狙ったところを脱出すると、ここで初公開のカナディアンデストロイヤーを敢行。さらにアングルスラム、腕ひしぎ逆十字へと畳みかけ、最後は逆三角絞めでカラムからギブアップを奪った。
前IWGP王者で、G1首位争いを続けるカラムからもぎ取った価値ある白星。ウルフは試合後、「もう、決勝トーナメント行くのは難しくなってしまったけど、デビューした年の俺にはそれ以上……って言ったらちょっと語弊があるかもしんないけど、この『G1』で闘い切るっていうところに、俺にとっては大きな価値がある」とコメントした。
さらに、この日初公開した技について「今日の俺のあの技、皆さんカナディアンデストロイヤーと思ってるかもしれませんけど違います。あれは、“カツシカンデストロイヤー”です」と命名。東京都葛飾区出身のウルフらしいネーミングが飛び出した。
