NOAH時代のテーマソングで入場したジェイクだったが…
9日、新日本プロレスの群馬大会で『G1 CLIMAX 36』Aブロック公式戦が行われ、大岩陵平がジェイク・リーとの初シングルを制し、5勝目を挙げた。
大岩のNOAH修業時代に同じリングに上がりながら、シングルでは交わらなかった2人。前日の横浜大会では、ジェイクが道化師モードを封印し、「お前のおかげで、忘れてたもの思い出したわ」と大岩に感謝していた。
この日もジェイクはNOAH時代のテーマ曲に乗り、ノーペイントで登場。試合は序盤からジェイクは大岩の左腕を徹底的に狙い、大岩もジェイクの右膝に攻撃を集中。互いに一点攻めを貫く、緊張感ある攻防となった。
しかし場外へ移ると空気が一変。ジェイクの顔にはいつの間にか赤いフェイスペイントが施され、道化師に逆戻り。キックを連発すると、大岩にフェンスまで投げつける荒々しいラフファイトへ転じた。
それでも大岩は自分のスタイルを変えず、ジェイクの右膝を執拗に攻め続け、最後はTMクラッチで捕獲。ジェイクは逃れられず、無念のギブアップを喫した。

試合後、大岩は「俺は今日の試合で、最後までお前のヒザ一点攻め貫いたぞ。お前は俺の腕、いい感じで攻めてたのにピエロになって逃げたな。怖かったんか?」とジェイクに疑問を投げかけた。
さらに「最後まで俺が脚の一点攻めやめなかったから勝ったと言える。お前は今日、腕の一点攻めやめてピエロになったから負けたんだ」と痛烈に指摘。
一方のジェイクは「私の詰めが甘かった」と敗因を認め、「大岩は自分を貫いた。私は転々としていくなかで、自分を見失いかけた」と告白。それでも「何ものにも縛られない、この自由で想像あふれる道化師っていうこの世界が私は大好きで大好きでたまらない」と現在の自分を肯定した。
大岩が呼び戻したNOAH時代のジェイクは、最後までリングに残らなかった。“過去”と“現在”が交錯した初対決は、最後まで自分のスタイルを貫いた大岩が勝利をつかんだ。
