NJCに続き、カラム・ニューマンが上村からシングル2連勝を挙げた
11日(日本時間12日)、新日本プロレスの夏を彩る「G1 CLIMAX 36」がアメリカ・シカゴで開幕した。Bブロック公式リーグ戦の初戦で激突したのは、カラム・ニューマンと上村優也。新世代同士の意地がぶつかり合う一戦は、ゴング前から不穏な空気が漂う。
入場するやいなや、カラムは上村の顔面にツバを吐き捨てる非道な挑発を敢行。これで一気に火がついた上村はエルボーで打ち合い、アームドラッグ3連発から徹底した左腕攻めを展開する。対するカラムも場外で、客席に座らせた上村へ強烈なヘッドバット、さらに十分な助走をつけた飛び蹴りを炸裂させ、主導権を奪う。
中盤、上村がドロップキックから“太陽のポーズ”で観客を煽り、ハーフハッチからアームロック、さらに腕固めへと移行してカラムの腕を絞り上げる。カラムの左肩は限界に見えたが、ここから驚異の粘りを発揮。上村の猛攻を耐え抜くと、カウンターのラリアットで反撃した。

そして両者一歩も引かない大技の応酬へ。上村が投げっぱなしのカンヌキ・スープレックスからライオンズシャイナーを放てば、カラムもこれをカウント2で返し、すぐさまエクスカリバーで応戦。息をもつかせぬ切り返し合いの末、上村が放った渾身のドラゴン・スープレックス・ホールドもカラムは意地でキックアウトする。
上村の頭突きを食らいながらも一瞬の隙を突いてキス・ザ・クラウンを叩き込むと、最後は完璧な「MAKE WAY」を炸裂。カラムが開幕戦を白星スタートで飾った。
ニュージャパンカップに続き、上村からシングル2連勝を飾ったカラム。非情なファイトスタイルの中に宿る確かな実力を見せつけ、G1最年少制覇という大いなる野望に向けて、最高にして最悪な一歩を踏み出した。
記事/大楽聡詞
編集/まるスポ編集部
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