最下位脱出へ向けて本拠地で勢いを取り戻したかったが、苦しい戦いが続く(写真はイメージ)
【楽天 2-8 巨人】(6月9日・楽天モバイル 最強パーク宮城)
ホームの熱い声援を背に受けても、今の楽天にかつての粘り強さは見られない。6月9日、楽天モバイルパーク宮城で行われた巨人との交流戦第1戦。最下位からの脱出を狙う楽天は、本拠地で勢いを取り戻したいところであったが、勢いに乗る巨人打線の前に屈高な惨敗を喫した。
三木監督が休養、SNS「この成績なら致し方ない」借金15で迎えた「待ったなし」の崩壊劇
先発マウンドに上がった荘司康誠は、序盤から苦しいピッチングを強いられる。3回表、二死一・三塁のピンチを迎えると、巨人の4番・ダルベックにレフトスタンドへ運ばれる先制のスリーランホームランを浴び、先制を許した。
反撃に出たい打線であったが、巨人の先発であり、かつてのチームのエースである則本昂大の前に沈黙が続く。すると中盤以降、試合の主導権を完全に巨人に握られる展開となった。6回表には佐々木俊輔にツーランホームランを浴び、7回表にも岸田行倫にソロホームランを許すなど、一発攻勢に沈んだ。荘司は7回を投げ切り115球、被安打12、6失点と、巨人打線の圧倒的な火力を前に力尽きた。
楽天も意地を見せ、7回ウラに代打・堀内謙伍のライト前ヒットと中島大輔のツーベースヒットで好機を作ると、1番・佐藤直樹がライトへ2点タイムリーツーベースヒットを放って一矢を報いた。しかし、楽天の反撃もここまでであった。巨人の盤石な継投策の前に後続が断たれ、終盤の8回と9回にも追加点を奪われる。最終スコア2-8という完敗で、楽天は交流戦10敗目を喫した。
この惨状に、SNS上のファンからは悲痛な叫びや厳しい意見が相次いだ。「投打ともに見どころがなさすぎる」「則本に恩返しどころか完璧に抑え込まれて辛い」といった試合内容への失望の声が溢れ返り、球場に足を運んだファンからも諦めの言葉が漏れる始末であった。
しかし、本当の激震は試合後に訪れた。日付が変わった10日の午前1時、球団から三木肇監督の成績不振による休養と、塩川達也ヘッドコーチの監督代行就任が突如として発表された。
記事/ひろしお
編集/まるスポ編集部
