11シーズン、NPBで活躍したビシエド。5つの軌跡(写真はイメージ)
11シーズンにわたり日本プロ野球(NPB)に身を捧げ、多くのファンから絶大な支持を得たダヤン・ビシエド。彼が残した偉大な功績と、グラウンド内外でもたらした影響を5つの軌跡として振り返る。
① 異次元の打撃技術とタイトル獲得
2018年に打率.348で首位打者、178安打で最多安打のタイトルを獲得。広角に鋭い打球を放つ高い打撃技術は、単なる「パワー型」の外国人枠を超え、セ・リーグ屈指のアベレージヒッターとして球史に名を刻んだ。
② 連盟が認めた、一塁手としての堅守
一塁守備において卓越したハンドリングと高い身体能力を発揮し、ゴールデン・グラブ賞を2度受賞。内野陣の悪送球を幾度となく救い、投手陣からの信頼は絶大であった。「守れる助っ人」としての価値を大きく高めた。
③ 外国人枠を外れた「日本人選手扱い」という栄誉
長年にわたるNPBでの実績と出場登録日数を積み重ね、国内FA権の資格を取得。外国人枠から外れ「日本人選手扱い」となった。これは、彼がどれほど長く日本の野球に適応し、第一線でプロとして戦い続けたかの証明である。
④ 深い「日本愛」と地域・ファンとの絆
愛息のビシエド・ジュニア君を名古屋の少年野球チームに入団させ、オフの球団行事やNPBアワードにも積極的に参加。異国の文化をリスペクトし、地域社会やファンを心から大切にする姿勢は、チームの垣根を越えて全プロ野球ファンの心を打った。
⑤ チームを鼓舞し続けた「温厚な人間性」
「エル・タンケ(戦車)」の猛々しい愛称とは裏腹に、極めて温厚で誠実な人柄。中日・DeNAの両チームで、国籍を問わず若手選手にアドバイスを送り、ベンチでは常に声を張り上げて仲間を鼓舞する精神的支柱であった。
編集/まるスポ編集部
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