巨人のドラフト1位左腕・竹丸和幸が球団初の快挙(写真はイメージ)
伝統の一戦という重圧を、24歳のルーキーが鮮やかに跳ね除けた。3月27日、東京ドームで行われた阪神との開幕戦。巨人のドラフト1位左腕・竹丸和幸投手が、球団の歴史を塗り替える圧巻のデビューを飾った。
「ミスター魂」を胸に。阿部監督が長嶋茂雄さんの遺品と共に掴んだ開幕白星
64年ぶりの大役、そして球団初の「新人開幕勝利」
巨人の新人による開幕投手は、1962年の城之内邦雄以来、2リーグ制以降では実に球団64年ぶり3人目である。過去のレジェンドたちも成し遂げられなかった「新人の開幕勝利投手」という球団初の快挙を、竹丸投手は見事に達成した。
試合は序盤から新戦力が躍動した。1回、阿部監督が「1番」に抜擢したキャベッジが先頭打者本塁打を放ち先制。4回には第97代4番のダルベックにも来日初アーチが飛び出し、竹丸投手を強力に援護した。
天敵を打破し、駒不足の不安を払拭
竹丸投手は4回に1点を失うも、動じることなく140キロ中盤の直球とキレのある変化球で阪神打線を翻弄した。6回79球、3安打1失点という非の打ち所がない内容でマウンドを降りた。その後はリリーフ陣が踏ん張り、昨季まで巨人戦無敗を誇った阪神の先発・村上投手を攻略。天敵相手に価値ある1勝を手にした。
主砲・岡本のメジャー移籍や主力投手の不在など、戦力不安が囁かれた今季の巨人。しかし、竹丸投手が見せた力投は、V奪還を目指すチームにとってこれ以上ない希望の光となった。
記事/まるスポ編集部
