いわきFCは福島戦以来、4試合ぶりとなる時間内での勝利で勝ち点3を獲得(※写真はイメージ)
【明治安田J2・J3百年構想リーグ 第6節】いわきFC、加藤大晟の決勝弾で首位甲府を撃破!対甲府「初勝利」で連勝
2026年後半からのシーズン移行(秋春制)を見据えた「明治安田J2・J3百年構想リーグ」は3月14日、各地で地域リーグラウンド11試合が行われた。EAST−Bで首位を走るヴァンフォーレ甲府は、ホームにいわきFCを迎えた。
試合はいわきのキックオフで開始。立ち上がりからいわきが押し気味に試合を運ぶなか、前半24分にアクシデント。FWオウイエ・ウイリアムが脳震盪の疑いでFW加藤大晟との交代を余儀なくされる。しかしこのスクランブル発進が試合を動かした。
前半24分、急遽投入された加藤大晟の機動力とポジショニングが、それまで安定していた甲府ディフェンス陣のマークを微妙に狂わせたことが、33分の先制弾に繋がったと言える。
前半33分、右サイドからFW田中幹太が反転突破して絶妙なクロスを送り、中央へ飛び込んだ加藤が左足で甲府ゴール左隅へ流し込んだ。その後もいわきが幾度となくゴールを脅かすが甲府も追加点は許さない。
一方、劣勢の甲府はシュート0本と沈黙。さらに前半終了間際、連続ゴール中だったエースFW内藤大和が接触プレーにより負傷交代する痛手負い、いわきリードで試合を折り返した。
後半7分、甲府は右サイドを持ち込んだFW太田龍之介の折り返しから、FW藤井一志がペナルティエリア手前で右足を振り抜く。これが甲府にとってのファーストシュートとなったがボールは枠の上へ。
後半15分、いわきに決定機。MF山中惇希の右CKからDF堂鼻起暉が頭で合わせるが、甲府の守護神・GK河田晃兵がスーパーセーブで凌ぐ。
アディショナルタイムは7分。甲府は猛攻を仕掛け、右サイドのMF荒木翔のクロスにMF熊倉弘達がヘディングで合わせるが、いわきGK佐々木雅士が驚異的な反応で弾き出す。最後はいわきが甲府のセットプレーを跳ね返し、1-0で逃げ切った。
甲府のシュートは、後半7分のわずか1本。首位を走る甲府の攻撃陣をここまで沈黙させたのは、いわきの「止まらない足」だ。前線からの執拗なプレスが、甲府のビルドアップを根底から破壊し続けていた。
アウェイのいわきFCは、特に前半の内容で相手を圧倒。福島戦以来、4試合ぶりの「試合時間内(90分)での勝利」を収め貴重な勝ち点3を手にした。また、クラブにとって甲府戦での初白星という歴史的な一勝となった。
対するホームのヴァンフォーレ甲府は終始リズムを掴めないまま、悔しい今シーズン初黒星を喫した。
記事/ひろしお
編集/まるスポ編集部
>>>【3分でわかる】2026年Jリーグが「半年限定」の特別リーグになっている理由
