メジャー移籍を断念した則本は、巨人移籍を決断した(写真はイメージ)
楽天か海外FAを宣言した則本昂大が巨人移籍を決断した。今年36歳を迎える右腕に3年総額13億円(推定)という大型契約を用意。
メジャー球団からオファーも断念した則本昂大 楽天残留かそれとも国内移籍か?球界OBは「セ・リーグに行っても」と、あのチームを“推薦”
背番号は「43」で、阿部慎之助監督も「43歳までやってほしい」と期待を込めた。
「海外挑戦が第一」とメジャー挑戦を視野に入れており、実際にオファーもあったとされるが移籍は断念、楽天残留か国内移籍に絞っていた。
一方巨人は、優勝した24年オフは甲斐拓也やライデル・マルティネスを獲得し、盤石の投手陣を整備したことから早くも優勝候補にも挙げられていた。しかし、阪神に独走を許すどころかさらに、大きく差を開けられる結果に。
その要因の一つが先発投手陣だった。エースとして期待された戸郷翔征が序盤から精彩を欠き、8勝9敗で防御率も4.14に終わった。
24年に8勝を挙げ飛躍が期待された井上温大も4勝8敗と負け越し、開幕ローテに入って序盤は安定した投球を見せた赤星優志も6勝9敗と失速。
山﨑伊織が11勝4敗・防御率2.07と奮闘したが、24年に15勝3敗を挙げた菅野智之の穴は埋まらなかった。
阿部監督も先発を「駒不足」と嘆いており、DeNAの追い上げを許す形で9月に失速し2位から3位に転落した。さらに追い討ちをかけるようにグリフィンが退団し、さらに駒不足が懸念された状況だった。
則本は2年間リリーフだったが、それまでの主戦場だった先発に戻る構想になっている。
元日本ハムの岩本勉氏は自身のYouTubeチャンネルで14日、則本を「先発でもリリーフでも十分行ける」とし、私見でありながら阪神を挙げていたが、発表後に再び動画を更新。
巨人を「なるほどなと思った」とし、本拠地が東京ドームであることから「ドーム球場で先発日から逆算して調整できる」と環境面がプラスに働くと解説した。
同時にプロ通算120勝という実績に裏付けられる安定感が、戸郷の復活にも影響を与えると見解を述べた。
13年に共に日本一を導いた田中将大とも再び共闘することになる則本。
昨季年俸は3億円でAランクであることから、金銭と人的補償が発生する。キャンプインが迫ったタイミングで移籍する選手が発生する可能性もあるため、そこにも注目が集まる。
松本剛に続いて2人目のFA補強となった巨人は、13年ぶりの日本一に向けまた新たなピースが加わった。
編集/まるスポ編集
