DDTプロレスが11月6日、東京・新宿FACEで「両国アフター ~It’s a wonderful battle~」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔と岡谷英樹が今大会を体調不良のため、欠場したストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のMAO&KANONからKO-Dタッグ王座強奪を宣言した。

MAOとKANONは11・3両国国技館でのサバイバル3WAYマッチを勝ち抜き、飯野雄貴&納谷幸男から同王座を奪取。ところが、体調を崩し2人ともに欠場となった。そのため、S.L.C.のMCでありマネジャーのKIMIHIROが2人に代わって、第4試合終了後にラップを披露。
これを見逃すダムネーションT.Aではなかった。岡谷が竹刀で素人のKIMIHIROをぶっ叩くと、佐々木とイルシオンも暴行をはたらく暴挙。
佐々木が「てめえのラップなんて誰も聞きたくねぇんだよ。てめえのしょうもない仲間たちに伝えておけ。リングに上がれねぇから、ベルトはとっとと返上しろってな」と言えば、岡谷は「ここがプロレスのリングってことを忘れんな。全員潰してやる。MAO、KANON、今日のところは休んどけ。お休み!」と吐き捨てると、MJポーも加わって4人で蹴飛ばした。

佐々木&岡谷は8・30ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で飯野組の持つ同王座に挑戦したが、試合途中に佐々木が脇腹を骨折した影響もあり、ベルト獲りに失敗。その後、佐々木は欠場となったが、1ヵ月で戦線復帰した。
佐々木は「俺の肋骨が帰って来たということは、そのベルトは俺のモノ。とっとと返上しろ。俺たちがチャンピオンだ!」と意気上がり、岡谷は「風邪か何か知らんけど、(佐々木は)肋骨折れてんだ。それでも両国でシングルやったんだ。タッグチャンピオン獲った瞬間、それか?ふさわしくないだろ!」と不敵発言。
大会終了後、同団体で協議した結果、11・30後楽園で佐々木組が同王座に挑戦することが決定した。
