
28日、新日本プロレス・神戸大会にてIWGP世界ヘビー級選手権試合が行われ、王者ザック・セイバーJr.が挑戦者・成田蓮を破り、2度目の防衛に成功した。
成田蓮がIWGP王者ザック・セイバーJr.を踏みつけ挑発、会場は「帰れ」コールの嵐
試合は序盤からグラウンド戦と蹴り合いを織り交ぜる激しい攻防。成田は左ヒザを集中攻撃し、場外戦では鉄柵やイスを使った徹底的な攻めでザックにプレッシャーをかけた。だがザックは冷静に切り返し、強烈なエルボースマッシュとラリアットで反撃。中盤以降は両者が幾度もカウント2の攻防を繰り広げ、場内は緊張感に包まれた。

試合終盤、成田はブリザード・スープレックス・ホールド、地獄の断頭台で追い詰めるも、ザックは屈せず変型STFで反撃。ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)のSANADAや高橋裕二郎も介入する大混戦となったが、最後はザックがサッカーボールキックからセイバードライバーを決めて3カウント。V2を果たした。

試合後、ザックはマイクを握ると「オイ、成田。お前、H.O.Tいらないよ。ちゃんとやって、バカ野郎」と痛烈コメント。
この試合の結果、10月13日・両国国技館大会は、王者ザック・セイバーJr. vs G1覇者・KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)のIWGP世界ヘビー級王座戦が正式決定した。
記事/ミライカ
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