
8月5日、インテックス大阪にて「G1 CLIMAX 35」が開催され、ボルチン・オレッグと矢野通が組み、EVIL&ディック東郷(ハウス・オブ・トーチャー=H.O.T)が激突した。AブロックのボルチンとEVILは、ともに4勝3敗(8点)で並んでおり、公式戦も残り2戦。
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試合前、EVILはボルチンにH.O.TのTシャツを手渡し、勧誘を試みる。ボルチンはTシャツに腕を通すが、その直後にH.O.Tへドロップキックを見舞い、受け取ったTシャツを引き裂くという形で勧誘を拒否。

しかし、この裏切りに激怒したH.O.Tは、ボルチンをリング下へと引きずり込み、ドン・ファレが攻撃を仕掛ける。
ボルチンはリングに上がってきたファレをラリアットで場外に叩き落とすと、最後は矢野がレフェリーの死角をつき、東郷に急所攻撃。そのまま横入り式エビ固めで3カウントを奪取、前哨戦はボルチン組に軍配が上がった。

決勝トーナメント進出の可能性がかかるボルチンとEVILの初対決は、8月7日後楽園ホール。敗れたほうが決勝トーナメント進出が遠のく注目の一戦となる。
記事/まるスポ編集部
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