
21日、東京・代々木競技場第二体育館で開催されたスターダム「STARDOM THE CONVERSION 2025」は、スターライト・キッド&AZM&星来芽依&天咲光由のNEO GENESIS(ネオ・ジェネシス)と鈴季すず&山下りな&青木いつ希&鉄アキラのMi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)が「ノーDQノータッチルール」で激突した。
因縁深まる両ユニット
5月24日の大阪大会では、アーティスト・オブ・スターダム王者であるキッド、AZM、天咲擁するNEO GENESISが、Mi Vida LocaとH.A.T.E.との3WAYイリミネーションバトルに挑み、天咲が残り、NEO GENESISが2度目の防衛に成功。
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この結果を受け、6月8日の後楽園大会でMi Vida LocaのすずがNEO GENESISにユニット対抗戦を提案。「ノーDQノータッチルール」での決着を要求し、今回の激突が決定した。
予測不能のノーDQ戦、そして衝撃の新戦力
試合はまさに大激戦。青木いつ希がキッドのマスクを掴んでの「マスクホイップ」ですずと投げ合うなど、序盤からルール無用の展開に。会場のボルテージは最高潮に達する。
混沌とした状況の中、突如としてリングに乱入したのは謎の選手、ボジラ! 会場は驚きに包まれ、NEO GENESISのメンバーには動揺が走る。
その隙を突き、最後はすずのジャーマン・スープレックス・ホールドがキッドを捉え、カウントを奪い勝利。
試合後、すずは「ノーDQルールは何をやってもいい。人間凶器も使っていいんだ。新メンバーのボジラだ――!」と叫び、ボジラの正体を明かした。
大ボジラコールの中、ボジラはAZMの保持するSTRONG女子ベルトへの挑戦を表明。すずは「今年の中心は“ミ・ヴィダ・ロカ”がいただきます」と力強く締め括った。
バックステージでは、AZMが「この小さいAZMがオマエのことブン投げてやるから、すぐにでもカード組んでください」とボジラとの対戦を熱望。
Mi Vida Locaの新メンバー・ボジラの登場により、スターダムの戦いはさらに予測不能な展開を迎えることになりそうだ。
記事/まるスポ編集部