
5月6日後楽園ホール、DDTでは21回目となる「KING OF DDT 2025」が開幕。今年は現役高校生レスラー、佐藤大地が初参戦。
佐藤は身長180cm、体重115kgと体格ヘビー級。トーナメントの会見では「高校生のうちにKO-D無差別級のベルトを巻きたい。」と言い切った。
対戦するのは納谷幸男。身長201cm、体重110kgの、こちらもDDTを代表するヘビー級選手。会見では「DDTヘビー級の顔になる」という目標を持ちながら「意識しているのは若手選手」と話す佐藤に、「俺がいるんだよ!俺に勝ってみろよ!」と闘志むき出しで挑発。

試合は110kg超の肉体が激しくぶつかり合う展開。場外で納谷はマットをめくると、剥き出しの床に佐藤をボディスラムで叩きつける。キック合戦に佐藤は「来いよー!」と構え、その度胸に観客が沸いた。
佐藤は納谷をブレーンバスターし反撃。納谷はトップコーナーからデッドリードライブを繰り出し、佐藤をリングに投げ落とす。
納谷のフォールを必死に返し続けた佐藤だが、最後は納谷が“世界一のバックドロップ”が炸裂。片手で佐藤を押さえつけながら、自らカウントを取る貫禄を見せ、勝利を収めた。
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