
試合後、佐藤は「一番キャリアの浅い僕を出場させてくれて本当にありがとうございます。 “DDTヘビー級の顔になる” って僕は言いました。まずは納谷さんを越えないといけないと思っています。でも、まだまだ納谷さんの壁はデカかったです。」と悔しい表情を浮かべた。
さらに「DDTとしてのキャリアはまだまだ始まったばかりなので、これからどんどん成長して、DDTのヘビー級の顔、そして高校2年生のうちにKO-D無差別級のチャンピオンになります!」と前向きな決意を語った。
一方、納谷は「大地!まだまだ負けるわけにはいかないんだよ。俺はこのDDTで、これまで積み上げてきたんだよ!ただ、お前はこれからDDTで成長していくと思うよ。次俺とやるときは、もっと驚かせてみろ。」とエールを送った。
また2回戦のKANON戦に向けて「今、一番あいつが波に乗ってると思う。でも波に乗ってるKANONだろうが誰だろうが、叩き潰します。」と気合十分。
納谷は恵まれた体格とパワーを持ちながら、シングルベルトにはあと一歩のところで届かない葛藤を抱える。悩みながらも積み重ねてきた努力の日々は、弱冠16歳の佐藤の比ではないはず。
そんな格の違いを愛をもって伝えた試合だった。 “今年こそ” と賭ける納谷の思いが決勝まで届くと信じたい。
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<インフォメーション>
5月10日(土)は新宿FACEで「KING OF DDT 2025 2nd ROUND」が開催。納谷選手はKANON選手と対戦します。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/藤本桃子
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