
――無期限休養ロードを振り返って、印象に残った試合はありますか。
髙木:やっぱりどれも印象に残っていますね。休養するんだと実感したのは、3.17旗揚げ27周年記念後楽園大会、大家健とのシングルマッチ。ガンバレ☆プロレスがCyberFightから独立するタイミングの試合。
5.5後楽園、KING OF DDTの1回戦で上野勇希と戦い、6.5新宿で上野の保持するKO-D無差別級のベルトに挑戦。
5.6日本武道館「ALL TOGETHER」では新日本プロレス社長の棚橋弘至さんとプロレスリング・ノア副社長の丸藤正道さんと“重役タッグ”を結成しました。
6.21佐藤光留の岡山の実家で「実家プロレス」。そして“路上プロレスin東京ドーム”や“新幹線プロレス”を戦った因縁の相手・鈴木みのるとの6.29都電プロレス。どれも甲乙つけがたい試合。本当に良い休養ロードになっています。
でも“引退ロード”のような雰囲気になっていますよね(笑)。自分は復帰する気満々なので、「いや、最後じゃないんだけどな…」と申し訳なく思いながらも、休養ロードを歩んでいます。
――都電プロレスや実家プロレスなど、髙木選手の発想に驚かされるプロレスファンも多いと思います。こういった企画は、どんな時に思い浮かぶのでしょうか。
髙木:何気ない会話やテレビ、雑誌とか。今だとYouTubeやTikTokの動画を見たりして、パッとひらめく感じですね。
