【DDTプロレス クリス・ブルックス 後編】シングルマッチの頂点に立ってDDTに恩返ししたい

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試合終わったら、自分がレフェリーと二人でリングに立っている

――今回のKING OF DDTトーナメントが始まり、1回戦HARASHIMA選手に勝利しました。DDTの中ではアイコン的存在でエースと評されているHARASHIMA選手ですが、戦った印象はいかがでしたか?

クリス:毎回、HARASHIMAさんと対戦するのは楽しいです。普段だったら「自分自身の力」をテストするような相手としてHARASHIMAさんを考えているけど、トーナメント1回戦の相手として決まった時は「やばい敵来ちゃったな」っていう感じ。

でも「どうしても負けたくない」という気持ちになった。おそらく、HARASHIMAさんもいつもと違う気持ちの僕を感じてくれたと思うんです。

――そして2回戦、高木三四郎社長でした。 凶器を持ち込んだ戦いになりましたね。

クリス:このシリーズ、シングルマッチが続く中で、高木さんとだったら違う戦いができるんじゃないかと思って臨みました。

――1、2回戦と勝ち進み、5月21日の準決勝の相手は秋山準選手に決まりました。秋山選手との準決勝を前にどんな心境でしょうか?

クリス:トーナメントが始まる前の記者会見で、僕は「HARASHIMAさんが一番DDTで強いレスラーだ」と言ったけど、それを秋山さんにも感じています。

やっぱり30年 近くトップで戦ってきたレジェンドだし、一番強いHARASHIMAさんと同じぐらいのレベルで戦っている。だけどHARASHIMAさんを倒せたから、秋山さんも倒すことにすごく自信を持っています。

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