熊谷敬宥がFA行使せず阪神に残留(写真はイメージ)
阪神で積み重ねた出場は、通算416試合。国内フリーエージェント(FA)権を手にした熊谷敬宥内野手が、来季もタテジマで戦う道を選んだ。球団は10月31日、FA権を行使せず残留すると発表した。
熊谷は球団を通じ、「これからもタイガースの一員としてプレーしたい」とコメント。球団関係者やチームメート、ファンへの感謝が、決断につながったと説明した。
仙台育英高、立教大を経て、2017年ドラフト3位で入団。2021年は73試合に出場しながら、打席に立ったのはわずか6度だった。出場試合数と打席数の差に、打つ機会が限られていた当時の立場が表れている。
その数字が大きく変わったのが昨季だ。85試合で170打席に立ち、プロ初本塁打を含む35安打、18打点を記録。今季も80試合に出場し、打席数は自己最多の181まで伸びた。安打数は昨季と並ぶ35本。かつては限られていた打席で、結果を求められる機会が増えている。
一方、打率は昨季の2割2分4厘から2割1分1厘に下がり、打点も13に減った。打席数の増加を、打撃成績の向上につなげることは次の課題となる。
今季は国内FA権も取得し、プロ生活の節目を迎えた30歳。残留に際しては、自分の役割を全うし、勝利に貢献する決意を示した。出場を重ねて得た権利を行使せず、阪神で迎える10年目。増えた打席で何を残すかが、さらなる存在感につながっていく。
記事/まるスポ編集部

