戦力外の青山美夏人が球速を求めすぎ「悪循環」になった(写真はイメージ)
プロ初勝利を完封で飾った右腕が、球速と制球を巡る葛藤を明かした。西武は10月26日、青山美夏人投手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表。球団を通じたコメントで、26歳の右腕は結果を残せなかった悔しさを振り返った。
青山は横浜隼人高、亜細亜大を経て、2022年ドラフト4位で西武に入団。1年目の2023年は一軍39試合に登板し、3セーブ、1ホールド、防御率2.96を記録した。45回2/3を投げ、新人から一軍で経験を積んだ。
翌2024年7月17日のオリックス戦では、ベルーナドームでプロ初勝利。9回を3安打無失点に抑え、初完投、初完封も同時に記録した。同年は先発として登板し、6試合で1勝4敗、防御率2.78を残した。
しかし、2025年は一軍2試合、今季も2試合の登板にとどまった。今季は計2回を投げ、被安打3、2失点、防御率9.00。最初の2年間に計45試合へ登板した一方、直近2年間は計4試合だった。
青山は公式コメントで、疲れなどで落ちた球速がなかなか戻らず、球速を求めすぎて制球を乱したこともあったと説明。「悪循環になってしまった部分もありました」と振り返った。
本人によると、今季は一軍キャンプに参加し、5月にも一軍で登板機会を得たものの、そのチャンスをつかめなかったという。夏は状態が良く、けがなく1年を通して投げられた一方、結果につなげられなかった悔しさを述べている。
一軍通算49試合、1勝5敗3セーブ、防御率3.29。初セーブと初完封勝利の際の歓声が忘れられないという右腕は、ファンへの感謝を伝えた。先発、救援の両方を経験したプロ4年間。今回の球団発表では、今後の進路には触れていない。
記事/まるスポ編集部

