一年足らずのMLB挑戦からヤクルトに移籍した青柳が戦力外となった(写真はイメージ)
阪神時代に最多勝を2度獲得したヤクルト・青柳晃洋投手が、移籍先を模索している。
ヤクルトは9月29日、青柳を含む6選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。昨年途中にMLB挑戦から日本球界へ復帰した右腕だったが、わずか1年余りで再び所属先を探すことになった。
青柳は2015年ドラフト5位で阪神に入団。変則的なサイドスローを武器に頭角を現し、21年から2年連続で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。22年には最優秀防御率にも輝き、投手3冠を達成するなどエースとして活躍した。
しかしチームが日本一に輝いた23年以降は成績が下降。そんな中12試合で2勝に終わった24年オフにはポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を決断し、フィリーズとマイナー契約を結んだ。
しかし、米国ではメジャー昇格を果たせないどころか2Aまで降格。昨年7月に自由契約となり、わずか半年ほどで日本球界への復帰を決めた。
移籍先となったのは、古巣・阪神ではなくヤクルトへの入団だった。
青柳は当時、2A降格後から約1カ月半にわたって他のMLB球団を探していたと説明。米独立リーグやメキシコでのプレーも検討したが、生活面や今後のキャリアを考慮してNPB復帰を選択したという。
また、阪神については復帰を決めた時点で支配下登録枠が埋まっており、オファーがなかったことも明かしていた。
移籍後は3試合の登板で0勝2敗、防御率8.10と結果を残せなかった。
復活を期した今季も春季キャンプ中に左太もも裏の張りを訴えて離脱。開幕を二軍で迎えると、その後も一軍昇格の機会はなかった。
ファームでは20試合に登板して6勝6敗、防御率4.42。かつてリーグを代表する先発投手として君臨した者にとって、厳しいシーズンとなった。
32歳で迎えた今回の戦力外通告。青柳は現役続行を希望しており、今後は他球団での再起を目指すことになる。
CS期間中は地元神奈川県のスポーツバーでファンと酒を飲み交わしながら、古巣阪神のファイナルステージを観戦した模様がSNSでもアップされている。
阪神で通算61勝を挙げ、米国挑戦も経験した右腕は再びNPBのマウンドに返り咲けるのか、その去就が注目される。
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記事/まるスポ編集部

