SVリーグ初の海外公式戦 日本のリーグがタイで開幕(写真イメージ)
SVリーグ、タイ開催は昨年と何が違う? 交流試合から公式戦へ進む海外展開
日本のバレーボールリーグが、海外でシーズンの勝敗を争う。10、11日にタイ・バンコクで行われるSAGA久光スプリングスとアリーザ愛知の対戦は、SVリーグ初の海外公式戦だ。昨年もタイで日本のクラブ同士が対戦したが、今回は試合の位置づけが異なる。
昨年開催されたのは、大阪ブルテオンと東レアローズ静岡による男子のプレシーズンマッチ。シーズン開幕前の試合だった。対して今回は、女子のレギュラーシーズンの公式戦として実施される。海外のファンに試合を披露するだけでなく、リーグの成績につながる戦いを現地へ届けることになる。
女子の2試合は久光のホームゲームとして、フアマーク・インドアスタジアムで開催される。海外のチームがSVリーグに参加する方式ではなく、日本のクラブ同士の対戦を海外で行う形だ。
その背景には、アジアを重点市場とするSVリーグの国際戦略がある。リーグは、熱心なバレーボールファンが多いタイで試合を開催し、現地のファン拡大と競技の盛り上がりにつなげる方針を示している。
大河正明チェアマンは、昨年のプレシーズンマッチでタイのファンの熱量と、日本のバレーボールへの関心を実感したと説明している。今回の公式戦は、その経験を踏まえた次の取り組みとなる。
さらに、男子も2027年1月23、24日に同じ会場で大阪ブルテオンとヴォレアス北海道が対戦する予定だ。女子の開幕カードに続き、男子も海外で公式戦を行う計画となっている。
昨年は開幕前の試合、今年はシーズンの勝敗を争う公式戦へ。タイ開催の変化をたどると、SVリーグが海外展開をどのように進めようとしているのかが見えてくる。
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