今季13試合・2安打に終わっている巨人・甲斐(写真はイメージ)
巨人・甲斐拓也が一層厳しい立場でクライマックスシリーズ(CS)を迎える。10月10日から始まるDeNAとのファーストステージだが、現状ではその実績だけでマスクを任される状況にない。
移籍2年目の今季は一軍出場がわずか13試合で20打数2安打・打率は1割ちょうど。その2安打はいずれも本塁打だが、2打点にとどまった。
5年総額15億円(推定)の大型契約で入団し、背番号も阿部慎之助前監督から直々に「10」を渡されるなど正捕手としての期待は高かった。
しかし昨季は68試合だった中、出場機会はさらに減少し存在感を示し切れないシーズンとなった。
今季はオープン戦から不調が続き、開幕を二軍でスタートさせた。その後も長らくお呼びがかからない状況が続き、一軍初昇格は3ヶ月近く経った6月21日まで持ち越された。
しかし、そこから定位置を奪うことはできず7月6日には登録抹消され、二軍調整を余儀なくされた。
大城卓三の復活や、主将の岸田行倫という打撃でも貢献できる捕手に加え、守備を持ち味とする生え抜きのベテラン・小林誠司もいることから甲斐が割って入る余地は残されていなかった。
岸田が8月中旬に離脱してからは一軍に上がったものの、ベンチを温める日々が続いたままレギュラーシーズンを終了。打力を計算できる大城が主戦捕手を担い続けた。
CSを目前に控えた10月8日、甲斐は宮崎のフェニックス・リーグで西武戦に「2番・捕手」として先発。小笠原慎之介とバッテリーを組み、適時二塁打を放ちアピールは続けている。
かつて日本シリーズで盗塁刺を連発し、MVPを獲得。“甲斐キャノン”の名を全国に轟かせた。その後五輪やWBCなど侍ジャパンでも出場を重ね大舞台で経験は申し分ないだけに、ここで復活のきっかけをつかむのか。
これから始まるポストシーズンで存在感を発揮する必要がある。
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記事/まるスポ編集部


