8.30後楽園で復活したスマイルスカッシュ(左から)ヤスウラノ、高尾蒼馬、HARASHIMA、彰人
DDTに残る選手たちの「団体愛」
――以前、DDTの良さを「控室の空気に惹かれた」と話してくれましたね。
彰人:試合が終わっても、みんなすぐには帰らないんです。最後まで残って、試合を終えた選手一人ひとりに「今日の試合、良かったよ」と声をかける。
早く試合を終えた選手は、後の試合のサポートをする。試合を見て、一緒に盛り上がり、応援する。そういう文化がずっとあります。
団体としてのチーム感、家族感が強い。個人の動向よりも、DDTへの愛を持ち、DDTのために動こうとする選手が多い団体だと思います。

――9月末で退団した高尾選手に対して、歴代ユニットが再集結したのもDDTらしい送り出し方でした。
彰人:退団したいと申し出があった時は、選手個人が考えた末の決断ですから、基本的には止めません。「分かった。頑張って」と送り出します。ただ、これまでDDTに尽くしてくれた選手には、僕らから最大限の送別をしたい。
すべてを実現できるわけではありませんが、今のDDTにできる最大限の形で送り出したいと思っています。けがで志半ばに終わるケースもありますから、退団する日が決まっているなら、気持ちよく送り出してあげたいですね。
<後編に続く>
プロフィール
彰人(あきと)レスリングの強豪・霞ヶ浦高校出身。プロレスリング・スポルティーバを経て、2013年5月にDDTへ移籍した。一点を徹底して攻めるトラディショナルなレスリングスタイルでファンを魅了する。2020年9月にCyberFight副社長に就任し、2024年6月からは取締役を務める。現在はレスラーとして活動する一方、団体運営を内側から支えている。
<インフォメーション>
10月18日、東京・後楽園ホールにて「WRESTLING HARVEST 2026~秋のプロレス収穫祭~」を開催。彰人は、10月17日開催の新日本プロレス・石狩大会におけるDDT UNIVERSAL選手権試合「田口隆祐 対 ディック東郷」の勝者とタイトル戦を行います。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。


