タイチを破り、『G1』初出場を決めたYuto-Ice(K.O.B)
23日、新日本プロレス後楽園ホール大会で『G1 CLIMAX 36』Aブロック出場者決定戦が行われ、タイチとYuto-Iceが激突。新日本の夏の祭典へ切符を懸けた一騎打ちは、Yuto-Iceが勝利。悲願の『G1』初出場を決めた。
試合は開始直後から激しい打撃戦となった。互いにチョップ、エルボー、キックを打ち合い、場外戦ではタイチがIceを後楽園ホールの南側通路まで引きずり出し、容赦なく蹴り上げる。一方のIceも鉄柱攻撃や鋭い蹴りで反撃し、試合は完全に消耗戦の様相を呈した。
終盤に入ると、タイチは危険なバックドロップや垂直落下式ブレーンバスターで勝負を決めにかかるが、Yuto-Iceも必死に食らいつく。互いの必殺技を読み合う緊迫した攻防が続いた。
そして最後はYuto-Iceが渾身のCruellaを炸裂。タイチも最後まで抵抗したが力尽き、3カウント。

試合後、マイクを握ったIceは「ああ、プロレスラーになってよかった!」と絶叫。
そしてリング上で倒れているタイチに向かって「俺は黒パン下っ端時代からオマエと話したことねえけどよ。オマエの深いところも知らんけど、俺はオマエが好きだ!この団体のためにいろいろ発信したりよ、リング上だったら、真正面からすべて受け止めてくれる。キャリア、俺もまだ短けえし、この業界のこともようわからんけど、一個だけわかんだ。タイチっていうプロレスラーは、新日本プロレスに絶対必要な存在なんだよ!」と最大級の敬意を送った。
さらに「タイチ、もし嫌じゃなかったら俺の『G1 CLIMAX』見ておいてくれよ!オマエだけにはよ、なんか見ておいてほしいんだ、頼むわ!」と呼びかけると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
タイチとの死闘を乗り越え、悲願の『G1』初出場を決めたYuto-Ice。その熱い真っ直ぐな言葉とともに、新たな夏への挑戦が幕を開ける。
