32年ぶりに日本開催となるアジア競技大会(9月・愛知)で金メダル獲得を狙う長洲百香(写真/本人提供)
◼️2026年アジア競技大会、そして2028年ロサンゼルスへ
――いよいよ今年9月には、日本で32年ぶりとなるアジア競技大会が開催されます。
長洲:目標はもちろん優勝、金メダルです。今年の3月にタイで行われたワールドランキングレースタイオープンのカヤッククロスで1位を取れたので、その勢いのままアジアの頂点に立ちたいと思っています。一番いい色のメダルを皆さんにお見せしたいですね。
――その先に見据えるのは、2028年のロサンゼルス五輪でしょうか。
長洲:はい。今年後半からオリンピック出場枠をかけた選考が始まります。ワールドランキングを上げて枠を勝ち取りたいと考えています。世界を相手に2年間安定した結果を出し続けるのは大変ですが、今の私には支えてくれるチームと、磨いてきた戦術があります。

――カヌー界では、オリンピックでアジア人初・銅メダルを獲得した羽根田卓也選手が有名です。羽根田選手以上のメダルの色を目指しているのでしょうか?
長洲:そんな!それはまだ言わないでください(笑)。でも、それくらい高い目標を持って取り組んでいるのは確かです。「羽根田選手の次は長洲だ」と期待してもらえるような結果を出したいですね。x
そのために、まずは今年後半戦のワールドカップ、そして世界選手権。一つ一つの大会を大切にしながら、2028年のロサンゼルス五輪へのステップにしていきます。
もちろん9月、母国開催のアジア競技大会では必ず金メダルを獲りますので、応援よろしくお願いします!
(了)
プロフィール
長洲 百香(ながす・ももか) 2005年生まれ、千葉県出身。日本大学スポーツ科学部在籍。小学3年からカヌーを始め、水泳で培った感覚を武器に頭角を現す。2021年よりオリンピック強化指定選手。2025年8月のワールドカップ・カヤッククロスで日本人初の銀メダルを獲得すると、2026年3月のアジア選手権ではU23女子カヤックの個人・団体で2冠を達成した。現在は大学で戦術論を学び、競技に「知略」を取り入れる次世代のエース。2026年9月のアジア競技大会、そして2028年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得を射程に捉えている。
記事/大楽聡詞
編集/まるスポ編集部
