球団ワーストの記録が並ぶシーズンに早くもなっている(写真はイメージ)
開幕前、Aクラス入りへの期待も少なくなかった中日。しかしシーズンが始まると、その期待は早々に揺らぐこととなった。現在はセ・リーグ最下位。
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借金はすでに2桁の11を数え、首位ヤクルトとは開幕1ヶ月足らずで10ゲーム差をつけられてしまっている。
直近の阪神3連戦(甲子園)でも3連敗を喫し、3度目の同一カード3連敗。開幕から19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録である。
特に指摘されているのは、逆転負けの多さである。日曜の試合も3回までに5点を奪いリードしていながら逆転され、これで9度目と悪いデータがまた一つ刻まれた。
その背景にあるとされるのが、救援陣の不安定さだ。開幕戦では新外国人のアブレウが登板中にぎっくり腰を発症し、リードを守り切れず敗戦を喫したのが事の始まりだった。
井上監督は早くも首脳陣のテコ入れに着手。落合英二投手コーディネーター兼マネジャー兼スコアラーを1軍に配置転換し、4人体制で投手陣を管理している。さらに日本ハムから杉浦稔大を獲得し、リリーフ陣の補強も図った。
ただ、負の連鎖はそれでも止まることはなかった。甲子園での3連戦では初戦に根尾が森下に被弾し敗戦投手となると、26歳の誕生日を迎えた19日にも佐藤に被弾し2試合連続で失点。
さらに緊急補強で新天地の初登板となった杉浦も中日デビュー戦のマウンド(18日)で敗戦投手となった。
阪神に3タテを食らった19日の試合後、井上監督は「勝負に行くべきかがチグハグ」などとバッテリーに苦言を呈した。
浮上の兆しが見えない中日に光は射すのか。今はまだ長いトンネルの中にいる。
記事/まるスポ編集部
