連敗を喫したアルバルク東京だが、大倉颯太はチームを再び上昇気流へ乗せるべく前を向いている
3月28日〜29日にホーム「TOYOTA ARENA TOKYO」で行われた三遠ネオフェニックスとの第27節。アルバルク東京(A東京)にとって、チャンピオンシップを見据える上で重要な2試合となった。
しかし、拮抗した戦いを見せるも連敗を喫してしまったA東京。そんな中でも大倉颯太はこの2戦で存在感を強く示した。
初戦、24−23と1点リードで迎えた第2Qでは一時逆転を許し6点ビハインドを背負ってしまう。そこから徐々に点差を縮めて1点差となった残り約3分、大倉はスティールを決めこのQでの再逆転へとつなげた。
スターティングメンバーとして、またベンチスタートとしてさまざまな場面でコートに立つ大倉。この試合ではテーブス海が4つ目のファウルを取られてしまった直後にも登場し、ゲームをコントロールした。
「勝つためにどうプレーするかを徹底して考えています。経験であったり、自信であったりを積み上げてきたものがあるので、どんな場面であっても自分のやるべきことは変わらないですし、同じ気持ちで毎セットで入るようにしています」

加えて大倉は初戦で敗れた原因を冷静に分析した。ここで挙げたのは、相手にフリースローを与え、さらにゾーンで攻められた展開についてだった。
「相手がうまくいかなくなった時にプランを変えてきた中で、僕らはうまくいかない時間が長く続いてしまった。それが敗因かなと思います。
イージーなファウルをしてフリースローを打たれたり、イージーな得点を与えてしまってから、僕らのオフェンスリズムを崩されたっていうところがあったので、両方修正しなければならないと感じています」
そして2戦目、大倉は悔しさをぶつけるようにコートで躍動した。この試合は13得点をマーク。チームは惜しくも勝利につながらなかったが、3Pシュートも2本決めるなど、スコアに大きく関わった。
この試合後、デイニアス・アドマイティスHCは大倉のプレーをこう評した。
「颯太もステップアップしてくれました。彼がいる中でのチームのプレーも非常に良かったと思います。すべてが良かった。
判断、試合のペース、すべてです。ああいう形で、全員がチームのためにもう一段階レベルを引き上げていく必要があります」
