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バックステージ

試合後、YOSHI-HASHIは高揚した様子で語った。
「まず1勝目だ。俺はこの『G1 CLIMAX』にエントリーするために闘ってきたわけじゃない。1個でもこの混戦で勝ちを積み上げていくことだ。いいか? 今日、鷹木にガッチリ勝ちを収めた。鷹木がいつだったかの後楽園、アイツがまだNEVERのベルト持っているとき、アイツと対峙したことがあったんだ。(※両手を上下にして)アイツはこうやったんだ。俺とお前の差はありすぎて話になんねぇって。どうだ、オイ?もうあの時からドンドン、ドンドン時間は経ち、俺自身も毘沙門としても成長を重ね……誰が最後リングで勝ち名乗りを受けたか?テメーもう一回見てみろ。この俺だ。勝ったのはこの俺だ」
対照的に鷹木は悔しさを滲ませた。
「オイオイオイ! オイオイオイ……ふざけんなよ、オイ。開幕戦で、こんなんで負けたか。オイ、笑うなら笑えよ。頂狩だか、いただきますだか知らねえけど、ふざけやがって。この腹いせ、札幌で美味いもん食うしかねぇなコノヤロー。明日だ、明日! ジンギスカン行くぞ、ジンギスカン!」
次戦の7月20日札幌大会では、鷹木信悟はグレート-O-カーンと、YOSHI-HASHIは初戦でザック・セイバーJr.を破った成田蓮と対戦する。
記事/まるスポ編集部