【新日本 邪道#3】邪道が明かすレジェンドとの邂逅「1番学んだのはバンバン・ビガロ」

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2010年、頸椎捻挫の怪我

――ところで、2010年には頸椎捻挫の怪我をされましたね。

邪道:ケニー・オメガと戦った時です。救急車で運ばれてる途中、急に喉が乾いて「ちょっとコンビニ寄ってください」と救急隊の方に頼んだら、寄ってくれませんでした(笑)。

――いや、救急車は寄りませんよ(笑)。その状況でも、意識ははっきりされていたのですね?

邪道:はい。首がバーンと音を立てたので「折れた」と思いましたが、すぐに手足を動かせたので大丈夫だろうと。

――最近、DDTの高梨将弘選手がリング上で負傷され、倒れて動けないまま救急隊を待つという状況がありました。

邪道:怪我したら動いちゃダメですよ。少しでも骨とか折れてたらズレて危険ですから。

――レスラーの皆さんは、負傷してもリングに戻りたいという思いが強いですよね。

邪道:やっぱり自分の仕事ですから。怪我して第二の人生に進む選手もいますが、まだまだと思う選手はリングに戻ってきます。
<#4に続く>

1968年9月28日生まれ、東京都出身。新日本プロレス所属プロレスラー。1989年3月にオランダでデビュー後、FMW、ユニバーサル・プロレスリング、W★INGなどを経て、2001年から新日本プロレスに参戦。外道選手とのタッグ「邪道&外道」として国内外で数々のタイトルを獲得し、IWGPジュニアタッグ王座、IWGPジュニアヘビー級王座など主要なジュニアタイトルを戴冠。ヒールユニット「C.T.U」「G・B・H」、「CHAOS」を渡り歩き、現在は「新日本プロレス本隊」の一員として活躍中。37年以上のキャリアを持ち、独自のプロレス観とトレーニング理論を持つベテランレスラー。近年はオンラインでのトレーニング指導にも力を入れている。

<インフォメーション>
今後のTTGCのオンライントレーニングの詳細はThe Third Generation Club WEBサイトをご確認ください。

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