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初のメジャータイトル“IWGPジュニアタッグ王座”を獲得
――ところで、2001年7月、獣神サンダー・ライガー&エル・サムライ組を破り、外道さんとIWGPジュニアタッグ王座を獲得されました。初のメジャータイトルですが、どんなお気持ちでしたか?
邪道:本当に嬉しかったです。メジャー団体のタイトルマッチで勝てましたから。
――インディー時代と比べて、周囲の見方は変わりましたか?
邪道:あまり実感はなかったですけど、インディーとメジャーは全然違いますね。たとえばメジャー団体では大阪で試合があれば前日に入り、泊まって翌日帰る。
インディー団体では朝、大阪に行って夕方試合をしてそのまま帰ることもあります。プロ野球の一軍と二軍のような違いですね。
でもそれは選手のコンディションを会社が考えてくれている証拠なので大切なことです。
――同年、外道さんとプロレス大賞の年間最優秀タッグ賞を受賞していますね。
邪道:おそらくジュニアヘビー級で、しかもインディー出身のタッグとしては初めてだったと思います。
――やはりすごく嬉しかった?
邪道:はい、嬉しかったです。今までの流れをひっくり返したなと思いました。
――90年代は「スーパーJカップ」も開催されて、ジュニアの盛り上がりが復活してましたね。
邪道:ジュニアのベルトを獲ることで流れが変わり、ジュニアがもっと盛り上がればいいなと思っていました。
――2003年にはIWGPジュニアヘビー級王座とIWGPジュニアタッグ王座の同時戴冠も果たしています。
邪道:2冠王…ですか?すごいですね。我ながら強いじゃないですか(笑)。