
――その悔しい感情が岩谷vs奈七永戦の試合後に爆発し、リング上での「私のベルトに挑戦してください」という宣戦布告につながったのですね。やはり岩谷選手と戦いたかったですか?
弓月:1番最初に奈七永さんがシングルマッチをしたけど、「やっぱり私しかいないでしょ!」という気持ちはありました。奈七永さんの次になったけど、私がマイクを握らせていただきました。
――マイクを握った瞬間、目の前に“憧れの存在”がいるけど、「1年間マリーゴールドを守ってきたんだぞ」っていうプライドも?
弓月:もちろん。麻優さんを目の前にした時は、「やっぱり麻優さん来てくれて良かった」って思う気持ちがあったけど、「この1年、私もマリーゴールドを守ってきた」という自負があります。
マリーゴールドの所属レスラーとして、私はこれからマリーゴールドでやっていきたいことや成し遂げたいことがある。
「麻優さんを一生憧れていたらダメだ」と私は思っているので、このタイミングで“岩谷麻優”という存在や憧れを超えていきたいです。