2月4日新宿FACE大会、若手No.1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025(=DGC)」が開幕する。今回のリーグ戦は出場8選手が2ブロックに分かれ、各ブロック1位の選手が2月23日後楽園大会で優勝決定戦を争う。優勝者は4月6日後楽園でKO-D無差別級王座に挑戦。Aブロックは正田壮史、中村圭吾、イルシオン、石田有輝。BブロックはTo-y、高鹿佑也、須見和馬、夢虹がエントリー。今回はDGC2023覇者・正田壮史に話を聞いた。

――正田選手はD GENERATIONS CUP2023で優勝、今年は2年ぶり2度目の出場。正直、今年は不参加かと思っていました。
正田:対戦成績を見ても勝ったり負けたりの繰り返しですし、他の若手と同じように悔しい思いも味わっています。
ただ若手の中でDGCに優勝した選手しか出場できないKING OF DDTトーナメントに、僕は2年連続出場しています。だから「若手」と思いたくない自分もいます。正直、リングに上がれば若手もベテランも関係ないので。
ただ、それを声高に言えない自分もいる。どこか自信の無さがあるのかもしれません。
――2023年11月、クリス選手を中心としたユニット「シャーデンフロイデ・インターナショナル」に加入しトップ選手との戦いも増えましたね。
正田:シャーデンに加入し1番の変化は「戦い方が自由」になったことです。それは他のDGC出場選手とは違うところだと感じています。
それに「DGCに優勝してKO-D無差別級挑戦してやる!」と意気込む選手が多いですが、僕はDGCを通して「DDTの若手は強いんだぞ」と証明したい。そのことを広くアピールしたいですね。もちろんDGC2023で優勝している僕が一番優勝に近いと思っていますけど。
