巨人からトレードで入団した秋広そして大江が共に戦力外に(写真はイメージ)
ソフトバンク日本一連覇の裏で、主軸候補と期待され移籍した男が厳しい岐路に立っている。
球団は26日、秋広優人内野手に来季の支配下選手契約を結ばないことを通告した。日本シリーズを戦う真っ只中で、その輪に加わることができなかった。
身長201cmの大型野手として注目された秋広は、20年ドラフト5位で巨人に入団。23年には121試合に出場し、打率.273、10本塁打、41打点を記録した。
高卒3年目で頭角を現し、将来の打線を担う存在として期待を集めたが、阿部慎之助監督(当時)が就任した翌年以降は出場機会を減らした。
転機となったのが、25年5月の交換トレードだった。リチャード内野手との2対1のトレードで、大江竜聖投手とともにソフトバンクへ移籍。環境を変えて再出発したものの、移籍1年目は22試合で打率.208、1本塁打にとどまった。
今季はオープン戦で3本塁打を放ちながら、開幕直前に二軍へ。その後も打率は低迷し、ファームでは97試合に出場し打率.205・10本塁打・50打点と思うような成績を残せなかった。
一軍からお呼びがかかることはなくシーズンを終え、飛躍を期した移籍2年目は厳しい結果となった。
そして共に加入した大江も、10月6日に戦力外を通告されている。昨季は移籍後16試合に登板した左腕だが、今季の一軍登板は3試合のみ。3イニングを無失点に抑えたものの、継続して出番を得ることはできなかった。
昨季トレードで入団した2人がそろって翌年に早くも構想外となった一方、交換相手のリチャードは巨人で定位置を争っている。
移籍初年度の昨季は後半戦から先発出場を重ね、自身初の2桁本塁打を記録。
ただ今季はオープン戦で左手を骨折した影響もあり、14試合で打率.176・3本塁打・7打点にとどまったが、終盤からクライマックスシリーズにかけてスタメンで起用されるなどその期待はまだ残っている。
秋広には育成選手としての再契約の可能性があるが、別の可能性を探るのか。巨人時代に示した打撃の才能をもう一度発揮するために、24歳が次の道を選ぶ。
記事/まるスポ編集部
驚きを与えた巨人・秋広と大江、ソフトバンク・リチャードのトレード。将来の主軸候補は新天地での飛躍を遂げることができるか?

