来年1月3日に引退を控えるなつぽいとのシングル対決は実現するのか?
24日、新宿FACEでSareeeが主宰する「Sareee-ISM ~Chapter Ⅺ~」が開催され、メインイベントではSareee&彩羽匠の「スパーク・ラッシュ」が、なつぽい&安納サオリ(スターダム)と激突した。
来年1月3日に引退するなつぽいは、事前会見で「おそらく、このカードは最初で最後になるのかなと思っております」と語る一方、「戦いである以上、“最後”とか、そういうものもすべて関係なく、負けたくない。その気持ちで、この戦いを楽しみたい」と勝負への強いこだわりを見せていた。
Sareeeも「正直、めちゃくちゃ寂しい気持ちはある。でも、そんな寂しさは関係なく、素直にシンプルに戦いを見せていきたい」と宣言。その言葉通り、ゴング直後から両者は激しいエルボーを打ち合い、なつぽいも側転からのドロップキックで応戦するなど、感傷を振り払うような攻防を展開した。
試合中盤には、Sareee&彩羽が素早いタッチワークで主導権を掌握。ダイビング・フットスタンプとスワントーンボムの同時攻撃を決め、会場を沸かせた。なつぽい&安納も合体攻撃で反撃し、なつぽいが側転プレスを繰り出すなど、最後まで一歩も引かなかった。
終盤、なつぽいのエルボーを受けた彩羽がトラースキックで反撃。Sareeeが裏投げを決めるも、カウントは2。なつぽいも再び裏投げを切り返したが、彩羽が介入してリングに叩きつけると、最後はSareeeが変型裏投げを炸裂させ、18分45秒、片エビ固めで3カウントを奪った。
試合後、マイクを握ったSareeeは「たぶん、今日で私たちがプロレスラーとしてリングで闘うのは最後になると思う」と切り出した。
約12年前、プロレスを通じて出会った2人。同じ団体に所属したことも、継続的にタッグを組んだこともない。それでも互いを意識し、それぞれの場所で走り続けてきた特別な関係だった。
「なつぽいがいたから、私は頑張ってこられたと思う。これからも一番の理解者でいようね」
Sareeeが感謝を伝えると、なつぽいは「このまま負けたまま終わってたまるか!負けたまま終われないよ」と再戦を要求。これにSareeeは「勝つまでやるんだったら、あんた一生引退できないけどいい?」と挑発した。
なつぽいも「Sareeeから3カウントを取って引退してやるよ!」と言い返し、“最後の対戦”となるはずだった一戦は、まさかの再戦要求へと発展した。
プライベートでは何でも話し合える一番の理解者。それでもリングに上がれば、一切の妥協を許さない。引退を控えたなつぽいがSareeeから3カウントを奪う日は訪れるのか。約12年にわたって続いてきた2人の物語は、まだ終わりそうにない。
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