天山の引退に、ゆかりのあるレジェンドたちが駆けつけた
天山広吉の引退試合後、両国国技館にかつての盟友、ライバルたちが次々と姿を現した。
小島聡との引退試合を終え、セレモニーへ移ろうとしたその時だった。突如、飯塚高史のテーマ曲が鳴り響く。客席をかき分けて現れた飯塚はリングへ上がると、いきなり天山を襲撃。さらにアイアンフィンガーを装着した。
小島が救出に入る中、天山は「飯塚さん、目、覚ましてくださいよ。オレたち友情ありますよね?」と必死に呼びかける。「もうこれで最後なんだ」と手を差し出すと、飯塚はついに握手に応じ、2人はリング中央で抱き合った。

だが、飯塚は最後まで飯塚だった。リングを降りると因縁深い野上慎平アナウンサーとも握手。感動的な光景になるかと思われた直後、野上アナのYシャツを剥ぎ取り、客席へと消えていった。
さらに引退セレモニーには秋山準、馳浩、武藤敬司、長州力、藤波辰爾、蝶野正洋らレジェンドが集結。蝶野がマイクを握ると、長州が天山を羽交い締めにし、最後の“蝶野ビンタ”まで実現した。
蝶野は「ジジイになっても闘ってるんだよ、オレらは、世間と」と語り、治療とリハビリに励むようエールを送った。天山の最後のリングを彩るように、かつて同じ時代を戦った男たちが両国に集結した。
