小島聡との引退試合を戦う天山広吉
16日、新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」両国国技館大会が行われ、天山広吉が引退試合で盟友・小島聡と激突。最後は小島のラリアットに沈み、35年間に及ぶ現役生活に幕を下ろした。
1991年1月11日にデビューした天山は、G1 CLIMAXを3度制覇し、IWGPヘビー級王座に4度戴冠。小島との“テンコジ”ではIWGPタッグ王座を12度獲得するなど、第三世代の一角として新日本を支えてきた。
当初、引退試合は5分1本勝負と発表されていたが、天山は試合直前に「オレとことんやりたいから5分1本勝負じゃない。無制限でやろうぜ!」と要求。最後のテンコジ対決は時間無制限1本勝負へ変更された。

ゴングが鳴ると、天山はモンゴリアンチョップ、ヘッドバット、アナコンダバイスと得意技を繰り出す。途中、何度も崩れ落ちながらも小島に鼓舞されて立ち上がり、再び前へ出た。
終盤、天山は天山スープレックスからアナコンダ・マックスで勝負をかけ、倒れ込み式ラリアットも炸裂。それでも盟友を仕留めることはできない。最後は小島が渾身のラリアットを叩き込み、天山から3カウント。35年間戦い続けた“猛牛”の現役最後の試合に終止符が打たれた。
試合後、天山は「両国国技館の天井を見た時、これで選手としてはもう終わりなんだなって」と振り返った。最後まで何度でも立ち上がった猛牛が、盟友との真っ向勝負でレスラー人生を締めくくった。
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