車いすテニス強化拠点が東京・有明に(写真はイメージ)
日本車いすテニス協会は15日、国の競技別強化拠点(NTC)をこれまでの福岡県飯塚市から、東京・有明テニスの森公園へ変更すると発表した。2021年東京パラリンピックの舞台が、今後は日本代表のホームとなる。
「今の俺の顔がわからなくてもいい。また1から楽しいことを始めよう」――記憶を失った彼女に夫が贈った“再出発の約束”
バリアフリー環境やアクセスに優れた有明に拠点を移すことで、国内外を転戦する選手たちがいつでも集まり、技術指導やフィジカルケアを日常的に受けられる体制を整え、従来の合宿型拠点から「日常的に成長し続ける場所」への進化を目指すという。
車いすテニス女子のウィンブルドンを制した上地結衣は会見で、「羽田空港にも近い有明で、こういう場所を提供していただける。実家のような存在になるのではないか」と期待を寄せた。
今回の発表を受け、SNS上では「アジア大会楽しみです」「上地結衣選手も国民栄誉賞レベル」といった選手へのエールや移転を歓迎する声がある一方で「本来であれば日本テニス協会が自前でコートを持つべき」という統括組織への課題提起や「30年以上車いすテニスを支え続けた飯塚はどうなる?」と長年貢献してきた地域を思いやる声も見られら。
なお、長い歴史を誇る世界ツアー「ジャパン・オープン」は今後も飯塚市で継続開催される。今後は日常的な強化を支える有明と、伝統ある実戦の舞台としての飯塚が、それぞれの役割を果たしながら日本の車いすテニス界を支えていくことになるだろう。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
