2024年、柔道部の顧問から挨拶などを理由に激しい叱責を受けた高3男子生徒が自殺(写真はイメージ)
2024年6月、新潟県立高校3年の男子柔道部員が自殺した問題で、県の第三者委員会は、顧問による過度な指導が主因の「指導死」と認定する報告書をまとめた。県内での指導死認定は初となる。
報告書によると、男子生徒は顧問の男性教諭からアドバイスに従わなかったことやお礼を言わなかったこと、あいさつせずに帰宅したことについて大声で叱責を受け、精神的負荷が蓄積。3日後に死亡が確認された。
委員会は、顧問の言動が「生徒の尊厳を踏みにじるものだった」と指摘。また、部活動が顧問の単独管理下で閉鎖的だったとし、学校や県教育委員会の管理責任を厳しく追及した。太田教育長は「命を守れなかった」と謝罪し、県立高校の部活動を対象とした緊急実態調査を実施する方針を示した。
一連の報道に対し、SNS上では「指導死、初めて聞きました」「指導死なんてあってはならない」「挨拶がないから叱責するなど時代遅れ」「怒られたから死ぬって発想、普通出てこない」「結果が出るのが遅い」といった、認定の重みや今後の対応に注目する声が上がっている。
現在、別の学校に勤務する当該教諭に対し、県教委は聞き取りを行った上で、規定に基づき処分を検討するとしている。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
